生活習慣

疲れたら『甘いもの』を食べる習慣が引き起こす糖尿病や老化・肌トラブルを解消する!「低GI食品」のすすめ

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「仕事でもうヘトヘト・・・。」
「家事や育児で、もうキャパオーバー!」
「眠っても眠っても疲れが全く取れない。」

そんな時、ついつい甘いものが欲しくなってしまいませんか?
美味しいケーキにマカロン、チョコレートにアイスクリーム!
どら焼きや最中、お団子などの和菓子にも手が伸びてしまいます。
しかし、甘いものはダイエットには大敵です。

そして『疲れたら甘いもの』の習慣は、実はとっても危険なのです!
疲れているからと言って甘いものばかりを食べていると、疲れが取れにくくなってしまうなど、逆効果なことも・・・。
そんな時はどうしたら良いのでしょうか?

疲れると『甘いもの』が欲しくなってしまう仕組み

なぜ疲れを感じると『甘いもの』が欲しくなるのでしょうか?
人は体の疲れを感じると、それを食事によって補うよう、脳が空腹のシグナルを出して、エネルギー不足を補おうとします。
特に『甘いもの』である「糖分」を欲します。
なぜなら、糖分は体内で素早くエネルギーへと変わるため、疲労回復効果を瞬時に感じやすくなるためなのです。
しかし、この疲労回復効果は一時的なものです。
また甘いものは依存性が高く、疲れた時に甘いものを食べる習慣をつけてしまうと、余計に疲れやすくなり、「もっと甘いものが欲しい!」と悪循環に陥ってしまうのです。

『甘いもの』を食べるとなぜ余計に疲れやすくなるの?

 

疲労がピークに達した時、空腹時に糖分を摂り過ぎると、血糖値が急上昇します。
すると、『インスリン』というホルモン物質の一種が分泌され、急上昇した血糖値を下げようと働きます。

疲れを感じる➡甘いものを食べる➡血糖値が上昇する➡インスリンが分泌される➡血糖値が低下しすぎる➡余計に疲労を感じる

血糖値が下がり過ぎると、逆に疲れを強く感じたり、急激な眠気を感じたり・・・といった症状が表れるのですが、この様な症状を「低血糖症」と呼び、主に糖尿病患者の方々に表れやすい症状です。
しかし、甘いものや炭水化物を大量に摂取すると、健康な人でも低血糖症の症状が表れる事もあるので注意が必要です。。

『甘いもの』を食べ過ぎることによるデメリット

瞬時に疲労感を取り除いてくれる『甘いもの』。
日常的に摂取し続けると、逆に疲れが取れにくくなるばかりでなく、
こんなデメリットが・・・。

  • 虫歯になりやすくなる
  • 肥満になりやすくなる
  • 必須栄養素が失われてしまう
  • 気分が不安定になってしまう
  • 老化が急激に進んでしまう

虫歯になりやすくなる

「甘いお菓子を食べてばかりいると虫歯になりやすい。」と言うのは、一般的な認識ですよね。
お菓子自体が虫歯を作っているわけではありませんが、口腔内に元々ある虫歯の細菌(ストレプトコッカスミュータンス)が、お菓子などの甘いものに含まれている糖分から酸を作り出し、その酸で歯を溶かす事で虫歯になってしまいます。
それは、お菓子が他の食品に比べて糖分が多く含まれているため、細菌が酸をより多く作り出しやすい状態にしてしまっているからなのです。

肥満になりやすくなる

疲れた時に甘いものを食べると、糖分に含まれるブドウ糖が体を動かすためのエネルギー源となり疲労を回復してくれます。またブドウ糖は脳の働きにとても大切な成分です。
しかし摂り過ぎると肥満を引き起こします。
なぜなら、疲労回復に使われず余ってしまった分は、グリコーゲン(ブドウ糖の一時保管場所)や中性脂肪となって体内に貯蓄されてしまうからなのです。
これらが消費されないまま次の糖分を摂取してしまえば、消費されない中性脂肪がどんどん溜まり、「肥満」へと陥ってしまいます。

必須栄養素が失われてしまう

『甘いもの』の多くには、当然「砂糖」が含まれています。
砂糖を摂れば摂るほど、体からビタミンやミネラルなどの必須栄養素が失われてしまいます。
なぜなら、砂糖を分解するために大量のビタミンB群やミネラルが消費されるからです。
それに伴い、カルシウムやマグネシウム、たんぱく質の吸収も阻害されてしまいます。

それによって引き起こされる症状は、例えば下記の通りです。

  • 肌荒れ
  • 抜け毛
  • PMS(月経前症候群)
  • 憂鬱な気持ちになる
  • イライラ感
  • 便秘

もし当てはまる症状があれば、『甘いもの』の摂り過ぎを疑ってみても良いかもしれません。

気分が不安定になってしまう

『甘いもの』に含まれる砂糖を摂取すると血糖値が急上昇し、大量のインスリンが分泌され、今度は血糖値が急激に低下します。
すると気分がイライラしたり落ち込んだり、不安な気持ちになったり・・・。
それを抑えるために、また『甘いもの』が食べたくなります。
そして『甘いもの』を食べて気持ちを落ち着かせますが、また同じことが繰り返され、一種の『依存状態』に陥ってしまいます。
これらは、砂糖を「ニコチン」に、血糖値を「血中のニコチン濃度」に置き換えて考えてみると、喫煙する人の『ニコチン中毒』と同じ症状になると言えます。

老化が急激に進んでしまう

『甘いもの』を食べ過ぎると、人の体内にあるタンパク質と糖分が結びつき、「糖化」したタンパク質が生成され、体内に蓄積されます。
この糖化したタンパク質をAGEs(エージーイー)と呼びます。
糖化が進むと、見た目の老化だけではなく、体内をコゲつかせるため、様々な病気につながります。

  • 肌トラブル
    ➡しみ・シワ・くすみ・下垂・キメの乱れ・乾燥・ターンオーバー能力の低下など

  • ➡ハリやコシの低下・抜け毛・薄毛・脱毛症など
  • 病気
    ➡糖尿病・白内障・アルツハイマー・動脈硬化・骨粗鬆症・ガンなど

避けたい症状ばかりですよね。

疲れた時に食べると良い食品は?

では、疲れを感じた時には、どんな食品を食べると良いのでしょうか?
それは、血糖値を緩やかに上げるGIの低い食品です!

GI値とは、血糖値の上昇率を表す指標。ぶどう糖を摂った後の血糖値上昇率を100として示す。グリセミックインデックス。グリセミック指数。

小学館/デジタル大辞泉

疲れた時に口にする物は、総カロリーだけではなく、血糖値を緩やかに上げてくれる食品を選ぶ事が重要です。
したがって、血糖値を緩やかに上げる食品、つまり『GI値の低い食品』を選んで食べる事が望ましいのです。

高GI値と低GI値

GI値は「高GI値・低GI値」に分類され、GI値が60以下の食品を「低GI値食品」と呼びます。

  • GI値が高いもの(61以上)
  • GI値が低いもの(60以下)

つまり、GI値が60以下の物を選んで食べれば良いのです!
例えば、米で比較してみましょう。

  • 白米➡GI値88
  • 玄米➡GI値55

このように、白米は高GI値食品で、玄米は低GI値食品に分類されます。

疲れた時にオススメの食品

疲れを感じた時に口にするオススメの食品をご紹介します♬
低GI値食品はダイエットにも最適ですよ!

  • チーズ
  • ナッツ類
  • ドライフルーツ
  • 豆腐
  • もろみ酢

このように、タンパク質や脂質、果物に含まれる「果糖」など、低GI値でさらに栄養価の高い食品がオススメです♬

低GI食品ばかりはNG!

しかし、いくらダイエットや、美容・健康に良いからと言って、GI値の低いものばかりを食べていると栄養が偏ってしまいますので、極端な節制は控えましょう。
普段の食事では、GI値の低い食べ物から高い食べ物の順に食べることが望ましいですね。
また、GI値の低い食品は「消化がゆっくり」なものなので、消化機能が弱っている時は胃腸の負担となりますので注意が必要です。

いかがでしたでしょうか?
手に取るものをちょっと気を付けるだけで、メリットが盛りだくさん!
疲れた時に食べるものを工夫して、健康美人を目指しましょう♬

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