体の知識

夏は冬よりも基礎代謝が低い! 夏太りを防ぐ3つの習慣

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『そんなに食べていないのに太ってしまう』

『何をしても痩せない』

『暑さで汗をたくさんかいているのに、体重が増えていく・・・』

みなさんは、夏にこのような経験をしたことはありませんか?
もしかしたら“夏太り”かもしれません。

今回はそんな夏太りについて、ご紹介していきます♬

“夏太り”は”夏痩せ”の約3倍!

ウーマンウェルネス研究会の調査によると、以下の様な調査結果が出ました。

夏は夏バテで食欲が落ち、やせるイメージがあります。ところが692人(20~50代男女)を対象に昨夏の体重変化について調査したところ、「太った」人は31.6%、「やせた」人は10.8%という結果となり、太った人はやせた人の約3倍にのぼりました。また、年代別でみても、どの年代も夏太りは夏やせの3倍にのぼり、とくに30代では約4割が夏太りを経験していることがわかりました。

(『ウーマンウェルネス研究会』より)

このように、夏瘦せをする人は約10%夏太りをする人は約30%と、夏は太りやすい人が多いことが分かりました。

夏に太りやすい原因は?

では、なぜ夏太りが起こりやすいのでしょうか?

原因を見ていきましょう。

  • 夏は冬よりも基礎代謝が低い
  • カロリー摂取量が増える
  • むくみやすくなる
  • 日常の活動量が減る

夏は冬よりも基礎代謝が低い

基礎代謝とは、人が生きていくために最低限必要なエネルギーを指します。
寝ている時やじっとしている時にも使われ、その中でも体温の維持は、基礎代謝として使われるエネルギーの中で最大であるとされています。

夏は基礎代謝が高いイメージが持たれがち

しかし、その体温維持で使われる基礎代謝量は、気温によってその量が左右され、気温が体温に近くなる夏場は、他の季節に比べ基礎代謝量が少なくなります
そのため、基礎代謝量の消費が少ないにも関わらず、他の季節と同じような食生活・日常生活を送っていると、カロリー消費量が減少し、夏太りを起こしやすくなってしまいます。

夏場は汗をかきやすく、『汗をたくさんかいているから痩せている!』と勘違いしがちですが、それは単なる体温調節のためにかく自然の汗であり、運動などでのカロリー消費の汗ではないため、痩せているわけではないことを、心にとめておきましょう。

カロリー摂取量が増える

一昔前の夏バテは、『食欲がなくなる』といった症状が主で、痩せてしまう傾向にありました。
しかし、現代人の夏バテは、冷房の効いた室内と暑い屋外との温度変化に身体がついていけず、自立神経の乱れを起こし、代謝や体温調節がうまく働かずに、冷え・倦怠感を感じてしまうという症状です。

一昔前の夏バテのイメージが抜けず、『夏バテしないように・・・。』と、焼き肉や揚げ物などスタミナ料理と呼ばれる脂っぽいものや、高カロリーの食事を選択しがちになります。
また暑さを紛らわすために、冷たいビールやジュースなどの甘い清涼飲料水についつい手が伸びてしまったり・・・。

入浴後や海・プールのレジャーで、かき氷やアイスクリームなどの甘くて冷たいスイーツを食べる機会も増えてしまいます。
夏バテを予防しようと、高カロリーの食事・飲み物・スイーツを口にする頻度が増えることで、逆に夏太りしやすい環境を作ってしまっているのです

むくみやすくなる

むくみは、代謝が落ちて余分な水分が皮下脂肪に溜まってしまうことで起こる現象です。

夏はエアコンの効いた室内・オフィスにいる機会が増えます。

身体は1℃体温が下がるだけで、約12%も代謝が減るとされています。
すると消費しきれなかったカロリーが脂肪となって蓄えられ、むくみを引き起こします。

また、甘いスイーツやスポーツ飲料などに含まれる”糖分”も、むくみの原因のひとつ。
糖分は体に水分を蓄える作用を持つからです。

加えて、むくみを防ぐために必要なビタミン・ミネラルは、汗に含まれて体外に排出されてしまいます。

つまり、夏は身体が冷えやすく、汗をかきやすい事でビタミン・ミネラルが不足しがちになり、どうしてもむくみやすい状態になってしまいます。

日常の活動量が減る

夏は、暑さや熱中症・日焼け防止のため、運動や外出を控えがちになります。
特に一日のうちで日差しが強くなる12時~15時の時間帯は、外出は避けたくなりますよね。

上で説明の通り、夏は基礎代謝量が落ち、身体は省エネモードになっています

エアコンの効いた涼しい室内で、カロリーの高い食事を摂ったり、糖分の高いアイスや清涼飲料水を飲んだりしていると、摂取カロリーが消費カロリーをすぐに上回り、夏太りまっしぐらです!

活動量が少し落ちる程度なら問題ありませんが、動かないのに食べてばかりでは、確実に消費カロリーが減ってしまい、夏太りだけでなく、その後も痩せにくい体質が定着してしまいます。

夏太りを予防しよう!

  • 食生活を見直し、炭水化物・果糖の過剰摂取を控える
  • 入浴法を工夫し、身体を冷やさない工夫をする
  • 時間と場所を選び、無理なく運動を取り入れる

食生活を見直し、炭水化物・果糖の過剰摂取を控える

上で記載の通り、夏は知らず知らずのうちに糖分・脂質を摂りがちです。
暑さで食欲がなくなってしまった人は、なんとか食べられる物を・・・と、さっぱりとのど越しの良い素麺や、スイカなどの果物を口にする機会も多いかもしれません。

しかし素麺は炭水化物、スイカなどの果物には“果糖”が含まれます。
果糖は吸収の良い脂肪になりやすい糖類ですので、日常的に食べていると夏太りまっしぐらです!

また、甘くて冷たいかき氷やアイス、清涼飲料水に手が伸びてしまいますが、夏太り防止のためにも、それらはなるべく控え、ノンシュガー・ノンカロリーの水分を心がけましょう。
麦茶はミネラルを多く含みますので、熱中症対策にもオススメです。

夏太り防止にオススメの食材

夏太りを気にしすぎて食事を摂らなくては夏バテ・熱中症のリスクを高めてしまいます。

食欲がある人もない人も、夏太り防止のために以下の食材がオススメです!

  • きゅうり・冬瓜・バナナ→カリウムを多く含み、むくみ防止
  • 豚肉・あずき・豆類→ビタミンB群を多く含み、エネルギーを作り出す
  • レモンなどの柑橘類・お酢→食欲促進、疲労回復効果

少量でも質の良い食事を心がけましょう♬

入浴法を工夫し、身体を冷やさない工夫をする

生理痛・月経不順・冷え・低体温を撃退! 夏も温活を取り入れよう

で詳しく記載の通り、むくみ防止のためにも夏こそ体を冷やさない工夫が大切です。

夏の暑い日は入浴をせずにシャワーで済ませてしまいがちですが、半身浴でも良いので湯船に浸かるようにすると、身体の冷えや自律神経の乱れも収まります。

身体が内臓まで温まることで健康的な発汗が促され、基礎代謝もアップ!

暑さでどうしても入浴が億劫・・・。
そんな時は、お湯の温度を39度程度にし、冷水で首と手首を冷やしながら入るとのぼせにくくなります
どうしても入浴の気力がわかない時には無理をせず、足浴をしてみてはいかがでしょうか?

40度前後のお湯に足首まで付けておよそ15分程の足浴でも、湯船に浸かって身体を温めた時同等の効果があるとされています
足先は体の中でも特に体温が低く、冷えが溜まりやすい部位ですので、足浴で足をしっかり温めることで、心臓から送られた血が冷えることなく各部に行き渡りますので、冷え防止・むくみ防止に効果的!

夏太りも防ぐことが出来るのです♬

時間と場所を選び、無理なく運動を取り入れる

太りやすい夏こそ運動を取り入れたいところですが、日中は気温が高くとても運動をする気分になれないものです。

もし頑張って日中に運動をしたとしても、熱中症のリスクも高まります。
また運動と日差しによる身体ダメージにより、冷たい飲み物や糖分を欲するため、カロリー・糖分過多となりますし、内臓が冷えることでより疲労を感じてしまいます。

本来胃腸などの消化器は、37~38度前後で最も良く働きますが、冷たい飲み物を飲むことで消化機能が落ち、今度は冷えた消化器が37~38度を保とうと熱を起こそうとするため、余計に体が疲れてしまい夏バテを引き起こす悪循環に陥ります。

かと言って、基礎代謝の下がる夏に運動を取り入れなければ、夏太りは加速・・・。
運動は日中を避けて、早朝や夕方以降の涼しい時間帯に取り入れましょう!

早朝のウォーキング・ランニングや、入浴後のストレッチなどが望ましいですね♪

運動後の水分補給も、清涼飲料水よりも、麦茶やお白湯がオススメです。
冷たい飲み物もたまには欲しくなってしまうと思いますが、内臓を冷やさない程度なら良いでしょう。

夏太りだけでなく、夏バテ防止のためにも、冷たい飲み物を飲んだ後は、お白湯を飲むなど、内臓を温める工夫を取り入れましょう♬

夏に基礎代謝は高くならない!

いかがでしたでしょうか?

夏は痩せやすいイメージが持たれやすいですが、実は逆だったのです。

増えた体重を秋に持ち越さないためにも、残りの夏は夏太りを防ぎましょう♬

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