生活習慣

あなたの半身浴は大丈夫? 3つの誤解と正しい入り方

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美容・健康・ダイエットの強い味方の半身浴。

半身浴は栗山千明さんや相武紗季さんなど、スリムでキレイな女性も実践しているダイエット法ですし、自宅で気軽に出来るので、女性の強い味方ですよね。

『夏を直前に控え、ダイエットをしたいのに時間がない・・・』

そんな方にピッタリの方法ですが、やり方によっては、十分な効果が出ないばかりか、逆効果になりかねません!
半身浴は、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かる健康法として有名ですが、「効果がある」と信じて行っている入浴方法が、実は大きな間違いを犯していることも・・・。

今回は、半身浴の効果や正しい入浴方法をご紹介しましょう♬

半身浴の嬉しい効果

なんとなく体に良さそう! なイメージの半身浴。
具体的にはどんな効果が期待出来るのでしょうか?
例えば、以下のような嬉しい効果がありますよ♪

  • 美肌効果
  • デトックス効果
  • リラックス・疲労回復・安眠効果
  • むくみ改善効果
  • 快眠効果
  • ダイエット効果

美肌効果

半身浴は、ゆっくりじんわりと汗をかくため、しっかりと毛穴が開き、老廃物や余分な皮脂を排出してくれます

その際に毛穴の汚れも流してくれるため、美肌効果が期待できます。
美容テクニックのひとつの”蒸しタオル”の効果によく似ていますよね。

小鼻の角栓詰まり・黒ずみなどの汚れの改善にも効果的ですよ!

デトックス効果

半身浴で血流・リンパの流れが良くなる事で、“質の良い汗”をかけるようになります。

生活環境が整えられた現代では、年間を通してエアコンでコントロールされた空間で過ごしている事が多くなるため、汗腺の機能が衰えがちです。

半身浴でじっくり汗をかき汗腺の機能を向上させることで、体内の有害物質・毒素などを排出しやすい体質へと導びきます。

リラックス・疲労回復・快眠効果

熱いお湯は体力を消耗させ、かえって体を疲労させてしまい、さらに自立神経の交感神経を刺激し高ぶらせてしまいます

『睡眠不足はダイエットの大敵!? スタイルアップに導く5つの快眠習慣』

で詳しく記載していますが、就寝前に交感神経が優位になると、寝つきが悪くなってしまいます

半身浴をすると汗をかきますが、それは体温を下げるために汗をかいており、熱を放出しながら体温を下げていく過程で眠気を感じるメカニズムになっているのです。

就寝前はぬるめのお湯にゆっくりと浸かることで副交感神経を優位にし、リラックス・疲労回復・快眠効果が期待出来ますよ♬

むくみ改善効果

ぬるめのお湯にゆっくりと浸かることで、体が温まり血行が良くなり、リンパの流れも良くなります

半身浴でしっかりと汗をかくことで、汗と一緒に余分な水分や老廃物などを排出してくれますので顔や脚・二の腕などのむくみの出やすい部位を改善してくれます

また体が温まり、血行・リンパの流れが良くなっていますので、半身浴後のマッサージもより効果的になりますよ♬

ダイエット効果

半身浴をしたからといってすぐに痩せるわけではありません。半身浴をすることにより“代謝を高める”効果が期待できる健康法ですので、

『明日は大切なイベントがあるから半身浴を長めにしよう!』と実行しても、すぐに痩せる即効性のあるダイエット法ではないのです

しかし、血流・リンパの流れが良くなれば痩せやすい体を作ることが出来ますよ。

実はあまり知られていない半身浴のヒミツ

上に記載の通り、半身浴にはメリットがいっぱいです♪
しかし、意外と知られていないこんな情報も・・・。

  • 半身浴はあまりカロリーを消費しない
  • 半身浴の汗は“脱水”であり、痩せたわけではない
  • 汗だけでデトックスをしているわけではない

半身浴はあまりカロリーを消費しない

半身浴は汗をかきますので、当然カロリーも消費をしています。
しかし、実際にどのくらいのカロリーが消費されているかというと、約60分の入浴でおおよそ100kcal程度です

加えて、例えばキャラメル1個(約16kcal)を消費するためには、半身浴を約100分する必要があります!
なお立ち話を10分すると16kcal消費しますので、半身浴は立ち話より90分も多く必要である計算となります

このことから半身浴があまりカロリーを消費しないことがお分かりいただけたと思います。
ただし、上で触れたように、直ぐに痩せる即効性のあるダイエット法ではありませんが、体を温め、血液・リンパの流れを良くする事で代謝を上げ、老廃物を排出しやすいダイエット体質に導いてくれます。
そのような意味でも効果がないどころか、美容・健康・ダイエットに効果的ですのでご安心ください♪

半身浴の汗は“脱水”であり、痩せたわけではない

半身浴をすると大量に汗をかきます。
お風呂上りに体重計に乗って、入浴前より体重が減っていると嬉しくなってしまいますよね。

しかしその減った体重は、“入浴によって排出された汗”なのであって、“体重(余分な脂肪など)”が減ったのではないのです

お風呂上りに水分を摂ると体重が元に戻ってしまうのが、その証拠。

半身浴で出た汗は、脱水なのです。

半身浴で体重が減れば減るほど嬉しくなって、入浴時間を増やしたり回数を増やしたりしてしまいがちですが、汗の99%は水分であり、脂肪などが流れ出して痩せているわけではないことを、再度認識しておくと良いですね。

汗だけでデトックスをしているわけではない

人の体には、体内の毒素を排出する仕組みとして便』『尿』『汗』の3つが備わっています。
その割合は以下の通りです。

  • 便➡75%
  • 尿➡20%
  • 汗➡3%
  • その他➡2%

この様に、便・尿からのデトックスが約95%を占めています。

ですから、汗からの約3%のデトックスだけに頼らず、便秘にならないよう注意を払い、尿意を我慢せず、日ごろからしっかりと毒素を排出できる生活環境を整えられると良いですね♪

正しい半身浴の仕方

半身浴はただ“ぬるいお湯”に浸かれば良いだけではありません。
十分な効果を得るためにも、ぜひ以下の事を実践してみて下さいね♬

  1. 入浴30分前に水分補給をしておく
  2. 入浴30分前に浴室を暖める
  3. お湯の温度は38~40度
  4. お湯の量はみぞおちの辺りまで
  5. 半身浴時の入浴時間は20~30分程度に止める
  6. 上半身はタオルで包む

入浴30分前に水分補給をしておく

脱水症状を防ぎ、半身浴でたくさん汗をかきやすくなるよう、入浴30分前にコップ1杯の水(180~200ml目安)を飲んでおきます。

胃腸に負担をかけず、カロリーのないお白湯や常温の水がオススメです。

また半身浴中も、喉が渇いたと感じる前に水分補給が出来るよう、ペットボトルなどに入れて水分を持ち込みましょう。

入浴30分前に浴室を暖める

室温が低いと、お湯に浸かっていない上半身が冷えてしまい十分に汗をかけないため、浴室は程よく温めておきましょう。

浴室の温度は25度程度が理想的です。

浴室暖房がない場合は、湯船のふたを開けておくと湯気で浴室が暖まりますのでオススメです♬
また室温が25度を超える季節になれば、もちろんこの工程は不要です。

お湯の温度は38~40度

半身浴の際、お湯が熱すぎると身体の表面しか温まりませんので、ややぬるめのお湯に長く浸かり、体の芯から温めるようにします。

理想の湯温は38度、上げたとしても40度くらいまでが良いでしょう。

40度を超えるお湯に長時間浸かると、かえって体に負担を掛けてしまいますので注意しましょう

お湯の量はみぞおち辺りまで

お湯の量はみぞおち辺りまでとし心臓がお湯に浸からないように注意しましょう

みぞおちは、へそ上約5cmの場所にあります。

また半身浴の際は両腕もお湯から出した状態で行います。

心臓・肩まで浸かるとのぼせてしまい長時間入浴が出来なくなってしまいますし、上半身が濡れると冷えやすくなるため、汗が出にくくなってしまいます。

お湯の量はみぞおちまで、上半身はお湯に濡らさないよう、注意しましょう。

半身浴時の入浴時間は20~30分程度に止める

半身浴は20~30分程度が良いとされています。

じんわりと汗をかき始めたら、それは十分に体が温まっている証拠ですので、必ずしも20分以上お湯に浸かっていないといけないわけではありませんので、絶対に無理をしないようにしましょう。

半身浴は、長ければ長いほど効果があるように感じてしまいますが、20~30分以上の入浴は、肌がふやけて水分が蒸発しダメージを受けやすくなり、全身に乾燥肌を引き起こしますので、目安時間を守ると安心ですね。

上半身はタオルで包む

長時間の入浴は、時に体を冷やします。

みぞおちから下はお湯に浸かっていますが、上で触れたように肩回りを含む上半身は濡れたり、汗が冷えたりすることで、体が十分に温まらなくなってしまいます

乾いたタオルで肩を包むなどして、冷え対策を行うと効果的です。

濡れたタオルは逆効果ですので、必ず乾いたタオル・布を使用しましょう!

あなたの半身浴法は大丈夫!?

正しい半身浴は、美容・健康・ダイエットに効果的ですが、方法を間違えると体にとって負担な行為になってしまいます。

以下の様なことに当てはまらないか、再度チェックしてみましょう!

  • 食後・飲酒後すぐに半身浴をしている
  • 30分以上入浴している
  • 運動直後の半身浴

食後・飲酒後すぐに半身浴をしている

食事の後は胃腸が消化吸収のために活発に動き出します。

その時に半身浴をしてしまうと、本来は胃腸に集まる血液が全身を循環してしまい、胃腸の働きが悪くなり、消化不良を起こしかねません

半身浴は食後30分~60分以上経ってから行いましょう。
飲酒後は上記理由だけでなく、転倒や溺水の可能性も高く危険ですので、絶対に控えましょう

30分以上入らない

半身浴に限らず入浴はメリットも多いですが、身体への負担も大きいので、30分以上の半身浴は控えましょう

30分以上の入浴は心肺機能に負担をかけ、入浴後に疲労を感じやすく、乾燥肌の人は角質層にあるセラミドなどが溶け出し、乾燥肌をより悪化させてしまいます

体力・健康状態に自身のない方、乾燥肌の自覚がある人は15分程度にしておくと安心ですよ。

運動直後の半身浴

運動をした後は汗をかいていたりするため、早くお風呂に入ってサッパリしたくなりますよね。

しかし運動後の入浴は全身に血液が回るため、乳酸をはじめとする疲労物質が溜まって回復を優先すべき筋肉への血流量が減少し、筋肉の疲れが取れにくくなってしまいます

運動直後の半身浴は避け、30~60分ほど体を休ませてから半身浴を行いましょう!

効果的で正しい半身浴を!

いかがでしたでしょうか?
誤った入浴法では、十分に効果を得られないばかりか、体への負担や乾燥肌を引き起こしてしまいます。

しかし、正しい方法で半身浴を行えば、美肌・デトックス・安眠効果など、様々なメリットが盛りだくさんです♬

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